マテハン・物流業
マテハン・物流業におけるシミュレーションの意義
倉庫環境をシミュレーションモデル上で作成できるため、実際の倉庫状況を把握し、ストレージ、ドック、コンベア、AGV、人員などの最適なリソース検討が簡単に行えます。また、パソコン上で分析・検証ができるので、現場でのテストにかかる時間とコストを削減します。


なぜマテハン・物流業でシミュレーションが必要なのか?
人件費、設備費、顧客の需要は毎年増え続け、効率的な倉庫の必要性はかつてないほど高まっています。
そのため時間、設備、その他の投資に関連するコストを十分考慮し、最適化する必要があります。
一般的に使われている分析や予測を図面やExcelを使った方法で算出する場合、離散事象(待ち行列)を考慮することができません。FlexSimはこの「待ち行列」のシミュレーションがパラメータを調整するだけでできるため、分析や予測の精度の高い結果を簡単に出すことができます。
シミュレーションを行うことでパソコン上に現在の倉庫を再現し、ボトルネックの発見、物流ラインの改善、新倉庫を作るうえでの効率化、設備の処理能力の活用、など精度の高いシミュレーション結果をもとに効率的な費用対効果の検討ができるようになります。
FlexSimを使用することで得られる効果
流れの動線が最適なレイアウトになっているか |
滞留などは起こっていないか |
資材の補充タイミングが間に合っているか |
倉庫シミュレーションを行うための専用モジュールのご紹介
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AGVモジュールは、「作業の検索」や「コントロールポイント」など専用モジュールを配置するだけで、動きの作成からシミュレーションまで作ることができます。 |
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コンベアモジュールのご用意があるので、物流倉庫再現時に必要なインターフェースやロジック機能を組み合わせることができます。 |
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基本的には、レイアウト上に配置したモジュール間を線で結ぶことで物流倉庫の動きを再現できます。しかし複雑な動きが絡む場合は、フローチャート形式でロジック定義を行います。もう今までのようにプログラミングの知識は必要としません。生産管理システム等データベースと接続しシミュレーションすることも可能です。 |